◎姉倉◎遠慮なく、飛んでください。
飛んでください。
遠慮なく
飛んでください。
周りの人に
配慮して
自分を小さく見せたり
誰かの嫉妬を恐れて
せっかく訪れたチャンスを
断ったり。
「私なんて、まだまだ」
「私だけ幸せになるのは
申し訳ない」
そんなふうに
自分の可能性を
小さく折りたたむことを
謙虚さだと
思っていませんか?
それは
謙虚さではありません。
誰かが傷つかないようにと
自分の羽を折ったところで
その誰かが
幸せになるわけでは
ありません。
むしろ
あなたが
大きく羽ばたくことは
いずれ誰かに
手渡す力を蓄えるための
徳を積む修行でもあるのです。
自分が満たされることを
恐れないでください。
まだ見ぬ誰かに
手を差し伸べるためにも。
飛ぶのは怖いのです。
飛んだことのない高さから
飛んだことのない方向へ
自分の意思で
飛び立つのですから。
でもね。
その恐れも
その痛みも
飛ぶ前に
起こっているだけ。
飛んだ後に広がっているのは
誰も見たことのない
自分ですら
想像したことのない
新しい世界。
あんなに恐れていたことが
あんなに心配していたことが
拍子抜けするくらい
小さくなっていく。
そして気づくのです。
自分を重たくしていたのは
誰かの嫉妬でも
周囲の評価でもなく
「飛んではいけない」と
自分に課していた
禁止事項だったのだと。
飛んでください。
遠慮なく
飛んでください。
あなたが飛んだからといって
誰かの空が
狭くなるわけでは
ありません。
むしろ
あなたが飛ぶ姿を見て
「ああ、飛んでもいいんだ」
と
羽を広げる誰かが
いるかもしれません。
それが
あなたの徳となり
次の誰かの
道しるべになるのです。
さあ。
もう遠慮はいりません。
あなたが軽くなる
「次の世界」へ。
本日は以上。
姉倉花姫
ほしよみ堂小田原店にて


