◎姉倉◎しっかり目を開いて直視して!
「こんなことなら
死んでしまった方がまし!」
想定していなかった
現実。
自分には
コントロールしきれない
現実。
どうしても
みたくない
現実。
そんなことが
目の前に展開した時、
人は目をつぶり、
両手で顔を覆い、
なんとか
逃げようとします。
けれど。
人生は
楽しいこと
都合のいいこと
絵に描いたような幸せ
だけで
構成されているわけでは
ありません。
「そんなことはない」
と思った方は、
もしかしたら
自分が向き合うべき現実を
誰かに引き受けてもらうことで
今日まで
やり過ごしてきたのかもしれません。
けれど、
そんなあなたにも
「そろそろ、
自分で挑んでみようか」
と、
運命の試練が
やってくることがあります。
その試練は
罰ではありません。
あなたの
ステージを上げるための
試験です。
「みたくない!」
残酷な現実は
本当は
誰かのSOSかもしれない。
「避けたい!」
コントロールできない
現実は
本当は
大切なひとからの
プレゼントかもしれない。
自分にとって
不都合な出来事が
必ずしも
自分を傷つけるために
起こっているとは限らないのです。
自分の苦痛ばかりに
目を奪われていると、
そこにある
誰かの苦痛にも
差し伸べられた手にも
気づけなくなってしまいます。
都合のいい時は
喜んで、
都合の悪い時は
心を閉ざす。
そんな時は

リンドウの花が
助けてくれます。
暖かい陽が差せば
花を開き、
光をいっぱいに
受け止める。
けれど、
雲行きが怪しくなると
花を閉じて
息を潜める。
そんなリンドウの
花の個性。
まるで
人生の晴れ間には
心を開き、
少しでも
暗雲が立ち込めると
心を閉ざしてしまう
私たちの姿のようです。
まだ何も
始まっていないのに。
まだ何も
失っていないのに。
試練に挑む前から
落胆する癖がついた
あなたに、
リンドウは
もう一度
目を開く勇気を
思い出させてくれます。
辛い時こそ
目を大きく見開いて
惨状を
直視するのです。
そこにあるものを
なかったことにしない。
都合の悪い真実を
誰かのせいにしない。
自分には
どうすることもできないことと、
自分にできることを
ひとつずつ
見極めていくのです。
もちろん、
一人で
すべてを背負う必要は
ありません。
助けを求めることも
誰かの手を借りることも
現実から逃げずに
向き合うための
立派な選択です。
目を閉ざしている間は
世界のすべてが
暗闇に思えるかもしれません。
けれど、
目を開けば
そこには
今まで
見ようとしなかったものが
見えてきます。
そして
必ず
道はみえてきます。
一筋の
救いの道が
雲間から差し込む
陽の光に照らされて
みえてくるのです。
姉倉花姫
ほしよみ堂小田原店にて

