✴︎廣森サラ✴︎ 会えない時間が、ただの待ち時間でなくなる時
彼と会えない日が続くと、
どうしても寂しさが募ります。
せめてLINEのやり取りはしたい。
でも実際のやり取りは、そこまで多くない。
そして
彼の気持ちが気になってしまったり、
自分の時間の使い方を持て余してしまったり。
大人の女性の恋愛では、
こうしたことが起きがちです。
テクノロジーの進歩によって
私たちの恋愛スタイルそのものが
大きく変わったからではないかと思うのです。
携帯電話がなかった時代。
連絡手段は家の電話が中心で、
当日の連絡は駅の掲示板などで
メッセージを残すこともあったそうです。
私の母からこんな話を聞きました。
当時就職したばかりの父と
仕事終わりに夕飯を食べる約束をしていた時のこと。
待ち合わせの時間に父が一向に
現れなかったそうです。
父は新人ということもあり、
残業から抜け出せず。
結果、母は何時間も待ったそうです。
懐かしい昔話として笑って話してくれました。
携帯電話が現れてからはとても便利になりましたね。
まずは通話が主流になり、
やがてメール、そしてLINEなどの
アプリが登場しました。
おかげで
いつでも相手と繋がれるようになりました。
その一方で、
「相手からの連絡を待つ時間」
「何もアクションがない時間」
に対する耐性は、
何時間も駅で待っていた昭和世代の人たちよりも、
ずっと弱くなったのではないでしょうか。
さらに遡れば、平安時代は文のやりとり!
その日に返事が来ることの方が、
むしろ稀だったはずです(笑)
待つことが当たり前でなくなった今、
社会の発展と引き換えに、
私たちは、やっかいな悩みを
抱えてしまったのかもしれません。
では、その「待ちの時間」を
どう過ごせばいいのか…
待ち耐性がなくなってしまった私たちは、
「彼と会えない時間」を
必死に何かで埋めるようになります。
予定を詰めたり、
自分磨きという名目で
エステや美容院に行ってみたり。
けれど、ふとした瞬間に
LINEの返信が来ていないかを
何度も確認してしまう。
本当は気が進まないのに、
誘われた飲み会に参加してみたり…。
こんな時。
本当は、少しだけ
立ち止まって考えてみてほしいのです。
その時間、
私の心はちゃんと
「楽しんでる」?って。
会えない時の過ごし方で
一番大事なことは、
我慢でも、努力でも、成長でも、変化でも
ないんです。
彼なしでも楽しいと思える。
そういう時間にする。
彼のいない時間を、
めいっぱい楽しむ。
それが核です。
なぜなら、
楽しいという感覚は、
自分の心ときちんと繋がれている時にしか
生まれないものだから。
大好きな彼でも、
そこに居ないのにあなたの時間に
影響を及ぼしているとしたら、
それは健全ではないんです。
だから
本を読んで、実行したはずなのに、
うまくいかない。
占いで自分磨きをすると良いと言われて
実行したはずなのに、
上手くいかない
となってしまう。
一方で、
楽しい、心地いい、気分がいい。
そんな感覚で過ごせている時、
私たちは自然と満たされ、
心の平穏を取り戻していきます。
役に立たなくてもいい。
恋に関係なくてもいい。
成果が出なくたって、構いません。
自分が喜ぶ時間にする。
「今の私、ちょっと好きだな」
そう思える時間。
それは、
あなたの心がちゃんと
自分起因で動いている証拠です。
会えない時間を
「埋める時間」ではなく、
「自分に戻る時間」にする。
それを続けていくと、
不思議なことに、
相手からの連絡や態度は
以前ほど重要ではなくなってきます。
そして重要でなくなった時、
なぜかあれほど焦がれた連絡が来たりするものです。
余裕は、
作ろうとして生まれるものではありません。
楽しい時間の副産物として、
あとからついてくるもの。
振り返った時に初めて
「ああ、あの頃変わったんだな」
と分かる。
とても自然な変化です。
その上で、
外見や内面を磨けばいい。
もし、何をしても楽しくないのなら、
それだけ心に負荷がかかっているというサイン。
まずは、その重荷を
降ろすところから始めましょう?
『今の私は、楽しめている?』
その問いに正直になれた時、
会えない時間は、
もうただの「待ち時間」では
なくなります。

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