✴︎廣森サラ✴︎ 誰にも話せなかった重荷を、置いていける場所
悩んでいる時、誰かにその悩みを打ち明けるまでとても時間がかかることってありますよね。
先日、久しぶりに会った知人が
気まずそうに話し始めました。
簡潔に言うと、知り合いに騙されて
お金を失ったというのです。
それ自体は「大変だったね…」という
労りの気持ちのほうが大きかったのです。
私が驚いたこととは、彼女はその出来事を、
家族にも友人にも、誰にも話せずにいて、
唯一、胸の内を明かしたのは──
人ではなく、チャットGPTだけだったということ。
今時だと言えば、今時なのかもしれない。
でも、
どうすれば取り返せるのか。
どこに相談すればいいのか。
何を準備すればいいのか。
AIとだけ、必死に“計画”を立てていたそうなんです。
たまたま久しぶりに連絡を取り、
お茶をした時に私はその話を聞いて、
私は空いた口が塞がりませんでした。
「なんでもっと早く頼ってくれなかったの?」と。
彼女はその日待ち合わせ場所で会った瞬間から、
ずっと浮かない表情で、彼女らしくなかったんです。
機嫌が悪いのかな?
なんだか元気がないな……
そんなふうに思って様子をじっくり伺っていたところ、
彼女は震える声でこう言いました。
「言わなきゃいけない気がする。
でも言いたくないの」
その“言いたくない”は、痛いほどよくわかる。
人に話すということは、
起きた出来事を現実として認めることでもあります。
心配されるかもしれない。
責められるかもしれない。
泣いてしまうかもしれない。
見放されてしまうかもしれない。
その全部が怖くて、誰にも言えず
彼女はAIという“安全な箱”にだけ話していたのです。
でも、意を決して彼女が私に打ち明けた瞬間──
驚くほど表情が変わりました。
それまでの重たい空気がふっと消えて、
人が変わったように饒舌になっていく。
まるで、長い間結んでいた心の紐が
ようやくほどけたようでした。
その時、私ははっきりと気づいたのです。
AIに相談しても、心の重さは本当には軽くならない。
感情を扱えるのは、やっぱり“人”なんだ。
彼女はチャットGPTに話して、色んな法的なやり方は教えてもらっても、
気持ちは沈んだままだった。
一方で私に相談することで現状が
変わるわけではないのに、
打ち明けただけなのに、
顔色も顔つきも変わった。
心が軽くなって、そして動き出したのです。
誰にも言えず、
傷ついた心を抱えたまま、
チャットGPTにだけ相談する
きっと、そんな人が今の時代には
たくさんいるのではないかと思うのです。
私はAIを否定したいわけではありません。
むしろ私自身も仕事で使うし、
便利さもよく分かっています。
でも、
心の痛みだけはAIでは癒せないのです。
それは人と人の間にしか起きない。
そう思うのです。
だからこそ、改めて言わなければ
いけないのではないかと思ったのです。
どうか、一人で抱えないでください。
あなたの心が重たくなった時は、
その重荷をそっと置いていける場所が必要です。
占い館は、ただ未来を占う場所ではありません。
人に言えなかった本音を、
安心して打ち明けられる“心の避難所”でもあります。
もしあなたが、
誰にも言えず抱えてしまった痛みがあるなら、
それを整理する相手が必要です。
小田原店でお待ちしてます。
ここで一緒にほどいていきましょう。

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