〈東雲きんぎょ。.*:〉佇み、満ちる
今年も初詣で、アオサギに会いました。
境内の池のそばに、静かに立っていました。
初詣のときだけではありません。
その神社を訪れるたび、同じ場所にいるので
きっと、そこに住んでいるのだと思います。
アオサギは、古くから
神の使いとして語られることもある鳥です。
水辺に立ち、
ほとんど動かず、
気配だけがそこにある。
人の想いが重なってきた場所で
池のそばに佇むその姿に、
やはり、神と人をつなぐものを感じます。
神の使いは、
目に見えない神の気配を感じるための
手がかりなのかもしれません。
自然や動物の
完全な在り方を前にすると、
思考は消えて
感覚だけが心に戻ってきます。
あたたかな感覚⋯。


