
《キーナ》「ちゃんと占わなきゃ」が苦しさに変わったとき、読んでほしい話【占い師向け】
「相手のために占ってるのに、なんだか苦しい」
「ちゃんと届かなかった気がする」
「反応悪かったな、外しちゃったかも」
そんなふうに
自分を責めてしまうことはありませんか?
占いを学び始めたばかりの頃や
まだ自信がないうちは
どうしても
「もっとちゃんとしなきゃ」
「当てなきゃ」
という気持ちが強くなりがちです。
それは真面目で、優しいあなたの証拠。
誰かの役に立ちたいと思っているからこそ
結果に一喜一憂してしまうんですよね。
でも、ちょっとだけ立ち止まってほしいんです。
その「相手のために」という想いが
いつの間にか
「自分を責めるための言い訳」
になっていないか
見つめ直してみてください。
たとえば
こんな言葉が心の奥底にありませんか?
「反応が薄かった。私の占いがダメだったんだ」
「相手の気持ちを読み違えた。私は向いてないのかも」
「喜んでもらえなかった。私は必要とされてないんじゃないか」
これって
すごく苦しいループになってしまいますよね。
相手を思って占っているはずなのに
そのたびに自分をジャッジして、
少しずつ自信を削ってしまう。
それでは、占いが“つながりの道具”ではなく
“自分を裁く道具”になってしまいます。
本来、占いは「誰かと心をつなぐ」ためのもの。
だからこそ、その一番はじめには
「あなた自身とのつながり」が必要なんです。
自分の心が冷えていたり
傷ついたままだと
どんなにカードを並べても
どんなに星を読もうとして
言葉が空回りしてしまいます。
でも大丈夫!焦らなくていいんです。
うまくいかないときは
無理に立て直そうとしなくてもいい。
「うまくいかない自分」に寄り添う時間も
大切な“占いの一部”です。
たとえば
ひと息ついてお気に入りのお茶を飲む。
「がんばってるね」と自分に声をかけてあげる。
今日の空の色を見て深呼吸してみる。
それだけで
あなたの中のあたたかさや閉じていた感覚が
少しずつ戻ってきます。
そしてその“あたたかさと感覚”こそが
目の前の人へ届いていくんです。
まるで気持ちの伝染みたいに。
もうひとつ、大切なことをお伝えしたいです。
それは
あなたはひとりじゃないということ。
実は、多くの占い師さんが
同じような悩みを抱えています。
でも「こんなこと言ったら恥ずかしいかな」
「まだ未熟だと思われたくない」って
心の中に閉じ込めてしまう方も多いんです。
だからこそ、ぜひ勇気を出して
占い師仲間をつくってください。
安心して弱音を吐ける人
自分の経験を分かち合える人がいるだけで
心がとても軽くなります。
共感や励ましの中で
あなたの占いもあなた自身も
もっとのびのびと育っていくはずです。
「相手のために」という想いは大切。
でもその前に、あなた自身のために
心をゆるめてあげてくださいね。
そして、誰かとつながっていく勇気も
少しずつ持ってみてください。