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<ホンキイ軍間>妻の闘病日記

が進行性のがんと診断された日から、

私たちの暮らしは一変しました。病状が進行し、

ついには脳への転移が見つかりました。

そして、恐れていた “てんかん発作” が現れたのです。

 

作が起きるたび、私たちは救急車を呼ぶしか方法はありませんでした。

発作が落ち着いても、そうでなくても病院での診察が必要。

けれど、そのタイミングは誰にも分かりません。

 

 

まさに “神のみぞ知る” — そんな日々を送っていました。

 

 

ある日、最も恐れていた状況が現実になりました。

僕が不在のとき、妻が発作を起こしたのです。

 

 

登校前だった子どもたちはパニックになり、

どうしてよいかわからないまま。

救急車を呼ぶこともできず、

必死で私に電話をかけました。

 

 

しかし、私は仕事中で電話に

気づくことができませんでした。

昼休みにスマートフォンを確認すると、

そこには震える声で残された留守電が。

「パパ…助けて…」

 

 

その瞬間、全身が凍りつきました。

慌てて学校に連絡し、子どもたちの状況を確認したのは発作から4時間後。

家に駆けつけると、妻は床に倒れたままの状態でした。

 

 

子どもたちは恐怖から2階に避難し、どうすることもできなかったのです。

 

 

幸い、妻は意識があり、声をかけると反応はしました。

すぐに救急車を呼び、命に別状はありませんでした。

しかし、長時間適切な処置を受けられなかったことで、

妻の右手には麻痺が残ってしまいました。

 

 

あの出来事は、幼い子どもたちにとっても大きな衝撃でした。

「もしまた発作が起きたらどうする?」

考えれば考えるほど、不安は募るばかり。

家族だけで対応することの限界を痛感しました。

 

 

けれど、幸運にもその後、僕の不在中に発作が

起こることはありませんでした。

 

 

妻の体調は安定し、少しずつ穏やかな日常が戻ってきました。

闘病生活の初め、私は何度も

「なぜ自分たちだけがこんな目に遭うのか」と思いました。

理不尽さに打ちひしがれ、前を向くことができない日々もありました。

 

 

でも、状況が変わらないのなら、悲しんでいるだけでは意味がありません。

「できることを精一杯やったら、あとは流れに身を任せよう。」

そう思えたとき、少しだけ心が軽くなりました。

 

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