◎姉倉◎最強ノドマッチョ説
歌うのが
嫌いだった。
歌うと
母の機嫌が
格段に悪くなるから。
「私がどんな気持ちになると
思っているの?!」
私の歌は
私の声は
暴力的で
他人を不愉快いさせて
不快感を掘り起こすものだって
わかった。
私は醜い肉の塊だった。
幼い頃から
人気インスタグラマー並みの
アンチコメントを
毎日浴びていたから、
自分のカタチも
性根も腐り切っていたことを
幼いながらに悟っていた。
行動が傲慢で怠け者だから
「自らの選択で家を出ていけ。
おまえなんかいらない」と
教え諭され続けた。
容姿が汚いから
高額なお金をかけて
矯正され、レーザーで焼かれ
「直した」
生まれたままの姿では
誰にも
絶対に
愛されないと
母は教えてくれた。
だから人前で歌うことは
避けた。一人こっそり部屋で
CDから流れるアーティストの声を
耳に刻んで、重ねるように歌うことだけを
自分に許可していた。
大人になっても
やっぱり私の声は汚いものでしかなかった。
私の魂を救ったゴスペルは
「やっぱり、貴方の声は醜いわ」と
念を押してくれた。
醜い私を生かしてくれた感謝を
御神仏さまに伝える
祝詞心経も
私の性根が腐り切っていることを
証明してくれた。
誰もが耳を塞いで
苦痛の表情で
「やめてくれ!」と叫んでいた。
何度も何度も
謝った。
世界中の全てに。
私の存在と
私の声と
私の歌の醜さを
徹底的に謝って過ごした。
その後
世界は変わった。
姉倉花姫の
インナーチャイルドや
カルマのお話、
いま、みている世界線のお話は
いつかまとめてお話しすることが
できると思います。
今はまだ、
目の前のクライアントさまの事に
集中しています。
姉倉花姫
ほしよみ堂小田原店にて


