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◎姉倉◎星とハーブのおはなし ワイルドオート

「今日も命無星宮かぁ」

紫微斗数の鑑定で
「6人に一人」と言われる、

命宮に主星がない方々。

このところ、
姉倉に鑑定をご依頼くださる方に
とても多く見られます。

「6人に一人どころじゃない。」

そんな印象です。

 

もちろん、
命宮に主星がないことは
悪い星回りではありません。

 

命無星宮は、
対宮の遷移宮の主星や、
他の宮との関係性を含めて
全体のバランスから読み解いていきます。

ですから、
「主星がない=運が悪い」
ということでは全くありません。

 

命無星宮の方には、

・周囲の環境や人の影響を受けやすい

・柔軟性、適応力が高い

・固定観念が少なく、
状況に応じて変化できる

・人の気持ちを感じ取りやすい

・若い頃は
「自分は何者なのか」が
分かりにくいことがある

・年齢と経験を重ねるほど、
自分らしさが育ってくる

 

 

そんな特徴があります。

 

 

環境へ適応する力が高いからこそ、
多様な価値観を受け入れ、
その場に必要な役割を自然と果たすことができます。

 

とても素晴らしい才能です。

 

ただ…。

「悩みがあるから占いを受けに来た」

という
同じ状況の中でも、

 

命無星宮の方々が醸し出す空気には、
どこか共通したものを感じます。

 

占いに来られる方は、
皆さん何かしら悩みを抱えています。

 

恋愛だったり、
仕事だったり、
家族だったり。

 

けれど、
命無星宮の方々は、

 

一つの出来事に
強く心を揺さぶられているというより、

 

 

もっと静かで、
もっと深いところにある不安を
抱えているように感じるのです。

 

「ずっと、
限りなく平均して漠然と不安。」

 

「どうしていいのか分からない。」

 

「なぜ皆さんは、
そんなふうに決断できるのでしょう。」

 

そんな言葉を、
静かに口にされます。

 

お仕事もできる。

 

周囲からの評価も悪くない。

 

生活にも大きな不自由はない。

 

能力がないわけでも、
努力が足りないわけでもありません。

 

それなのに、

 

「私は何を選べばいいのか。」

 

その一点だけが、
いつまでも霧の中にあるようなのです。

 

 

本日のお客様を
お見送りしたあと、

 

ふと心の中で、

「ワイルドオート」

という言葉が浮かびました。

 

 

エドワード・バッチ博士が開発した
38種類のフラワーエッセンスの一つ。

イネ科の植物で、
風に揺れながら自由に育つ野草です。

 

 

ワイルドオートが必要とされる状態は、

能力がない人ではありません。

むしろ、

何でもある程度できる。

興味もある。

才能もある。

 

 

だからこそ、

「自分は何に人生を使いたいのか。」

「本当に望んでいる方向はどこなのか。」

その一点だけが定まらず、
人生の岐路で立ち止まってしまう状態です。

ワイルドオートは、

自分の本当に望む方向性を見つけやすくし、

 

「これでいい。」

 

と納得して進む力を後押ししてくれると言われています。

 

 

もちろん、

命無星宮だから
ワイルドオートが必要、

ということではありません。

 

 

「今、心がどのような状態にあるか」

に寄り添う自然療法です。

 

けれど、

 

命無星宮の方が、
人生のある転機を迎え、

 

「私は何のために生きるのだろう。」

「本当に選びたい道はどこなのだろう。」

 

 

そんな問いに向き合う時期には、

ワイルドオートが示すテーマと
深く響き合うことがあるように感じています。

命無星宮だから迷うのではありません。

命無星宮だからこそ、
たくさんの可能性を受け取り、
たくさんの生き方を理解できる。

 

 

だから人生の途中で、

「私は何を選ぶのか。」

という問いが、
誰よりも深く訪れるのかもしれません。

 

ワイルドオートは、

ピンポイントの答えを

与えてくれる花ではありません。

けれど、

自分の内側に
ずっとあった答えを、

 

「これでいい。」

と静かに思い出させてくれる花です。

人生の岐路で立ち止まり、

「私は本当は何を望んでいるのだろう。」

 

そう感じたとき。

ワイルドオートという一輪の花が、
そっと背中を押してくれるかもしれません。

 

 

 

姉倉花姫

ほしよみ堂小田原店にて

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