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◎姉倉◎インナーチャイルドの仮面 ピエロ編

ピエロ(道化師)と呼ばれる
インナーチャイルドの仮面は、

自分の苦しさを隠すように
戯け(おどけ)ます。

 

 

周囲を安心させるために、
場を明るくし、
ムードメーカーとして振る舞い、

 

深刻な空気を笑いへ変え、

 

自分の孤独や虚無さえも、
「無かったこと」にしてしまいます。

 

その笑顔の奥には、
誰にも見せられなかった
大きな恐れがあります。

 

その恐れを握り潰し、

 

誰よりも高いエネルギーで動き、

 

「大丈夫。」
「なんとかなる。」
「私が笑えばいい。」

 

そうやって、
望む世界を一瞬で創り続けます。

 

それは偽りではありません。

 

生き延びるために、
そうするしかなかったのです。

 

だからこの人たちは、
意外なほど他責ではありません。

 

責任感が強く、
潔く、
自分を守るのは自分と。

 

けれど、本当は

 

そんなに頑張らなくても
人は死なない。

 

自分が守らなくても
守られている。

 

そう心から感じられるようになるには、

 

立ち上がれなくなるほど
消耗し、

 

「もう終わった」と思うほど
壊れて、

 

それでも、

 

自分は終わらなかった。

世界は終わらなかった。

地球は今日も回っていた。

 

 

その現実を、
自分の目で見ていくしかありません。

 

恐れが描いていた未来ではなく、

 

恐れでは想像できなかった現実を
生きていくこと。

 

それが、

 

「一喜一憂しない」

「手かせ足かせを外す」

「見たことのない世界を見る」

「視座が変わる」

 

ということなのだと思います。

そして最後に、
ピエロが自分へ渡す赦しがあります。

 

 

笑えない日があってもいい。

誰かを助けられない日があってもいい。

弱くてもいい。

何も演じなくてもいい。

 

 

そんな自分にも、

最初から価値があった。

そう赦せたとき、

 

道化師の仮面は
役目を終えます。

 

そして残るのは、

誰かを笑わせるためではない、

 

 

心から笑える
本当の自分なのです。

 

 

姉倉花姫

ほしよみ堂小田原店にて

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